萌芽更新
2016.04.16
どんぐりから芽がでて育つことを実生といい、切株から芽がでて育つことを萌芽更新といいます。
昨年伐採した三瓶の山林は、現在、クヌギの切株から芽がでてきています。
このように広葉樹は木を伐ると春先に芽吹き、また新たな木として成長します。
萌芽更新は、切株が残っているため、たっぷりと栄養分を吸収することができ、育つスピードが実生と比べ早いです。
長期的に計画して、伐採・管理をすることで、山林資源を有効に活用していきたいと思います。
植物の生命力の強さを感じます。
木によっては、このように芽吹きが遅い木もあれば、早い木もあります。
隣のクヌギ林です。
広葉樹林は、四季折々で景観を楽しめます。
枝葉は山に残し、やがて腐葉土になり、山の肥やしになります。
森と海はつながっています。